だいたい人間の髪の毛は1ヶ月に1㎝前後伸びると言われています。
なので、ほとんどの方が1~3ヶ月置きに美容室や理容室に行っていると思います。
もしこの散髪を自分で出来たら良いなと思いませんか?
ここでは、そんな方を応援すべく、18歳の時から14年間美容室に行かずセルフカットを行っている私が独自の裏技をお教えします。
※女性でも部分的に切るときなどの参考に。
美容室に行かなくなったきっかけ
10年以上前の大学生の頃、美容室に行くと決まって店員さんが
美容師
- お兄さん大学生ですかー?
- 何してる人ですかー?
- 趣味とかあるんですかー?
- この後どこか行くんですかー?
- 普段なにしてるんですかー?
- どんな音楽聴くんですかー?
とマシンガンの様にトークを展開してくれていました。
しかし、私にはそれが…
苦痛で仕方なかったのです。
(美容師の方も仕事だから頑張って話しかけてくれているのはわかってます。それでも、、、ごめんなさい。)
場を和ませようと話してくれているのもわかっていたのですが、私的にはそんなに意味の無い会話に思えて、無駄としか考えられませんでした。
今までもずっと様々な美容室に行きましたが、『え?ここ切りすぎじゃない?』とか『これ、おかしいよな』とか思い通りの髪型にならない事もしばしば。
そこで、『よし、セルフカットに挑戦しよう!』と考えて実行したのが始まりです。
それからというもの成人式前の1度を除いて、ずーっっっっっっと美容室には行っていません。
セルフカットのメリット
それではセルフカットのメリットをお伝えしていきます。
もし、自分で髪を切ることが出来るようになれば、良いことだらけなのは想像が付きやすいかと思います。
美容師と会話をしなくて良い
これは私の一番の理由でしたが、他にも感じている方は少なく無いはず。
あの拘束されて髪ぺちゃんこのダサい格好の中でする会話が好きな人はいるんでしょうか…?
美容師の方も気を遣って下さっているのは重々承知ですが、そういう場所での会話が苦手な方もいますよね。
自分のイメージ通りの髪型に出来る
前髪を中心に切りたいな・髪を軽くしたい・襟足、サイドだけ切ろう、こういった細かい注文もセルフカットなら簡単にできます。
美容室でこの髪型にして下さい、と伝えても中々伝わらないんですよね。。。
お金が節約出来る
2ヶ月に1回美容室に行っていたといたら、年に6回は行っている計算になります。
6×3,000円(大体の美容室の相場)=18,000円(年間)
もちろん毛量が多い方などはもっと回数が増えるでしょうし、コレが節約出来るなら助かりますよね。
むしろ1回置きにセルフカットと美容室を繰り返すだけでも大きく節約になります。
いつでも髪が切れる
これも中々便利です。
急な会議があって役員と会うときや仕事が忙しくて美容室が閉まってからしか自由時間が無い方など。
明け方も深夜も好きな時間に髪がすぐ切れるというのは本当に楽ですね。
※セルフカットの経験があまり無い方は、失敗してもすぐ美容室に行ける時間帯に切るのがおすすめです。
セルフカットの準備物
私が使うものは、ハサミ・セニングシザー(すきばさみ)のみです!!
※バリカンやコーム(くし)を使う方もいますが、私はとにかくシンプルに自力でいきます。
最初はコンビニで売っているようなものを使っていましたが、何回もやっていくウチにどうせなら良いハサミを使おうと思い、それ以来以下のものを5年くらい使っています。
この上のすきばさみはカット率が15-20%位(髪100本のうち15ー20本が切れる)なので、もっとカット率の高い(30%)下のすきばさみも使っています。
良いハサミじゃ無いと出来ないという事は全く無く、切れ味と持ち手さえしっかりしていれば、どんな道具でもある程度は出来ると思います。
セルフカットの方法・ポイント
セルフカットでは大きく分けて3つの事をしていきます。
『切って・すいて・整える。』
これが出来れば誰でもセルフカットは出来るようになります。
それではご説明していきます。
【切る】
一番重要な『切り方』のポイントです。
正直私は何度もセルフカットを行っているので、バッサリと切りますが、怖い場合はちょっとずつ切っていけば、大きな失敗はありません。
ハサミは横からでは無く、縦に切る
最初に長さを揃えるときは横から切って、全体を均一にして、その後微調整で縦から髪を切っていきます。
最終段階で横から切ってしまうと髪の毛が揃って重くなってしまうので、縦からハサミを入れて切ります。
右と左の髪の長さは手で引っ張って確認する
右と左で重さや長さが違うのが一番下手さが目立って見えます。手ぐしで何度かとかした後に左右を同時に引っ張って長さを確認していきます。美容師さんもやっていますね。
襟足やもみあげも同じく確認します。
襟足・後ろは合わせ鏡を活用する
私が自分で髪を切っていると友人に伝えた際に必ず言われていたのは、『後ろどうやって切っているの?』ということでした。
合わせ鏡を活用し、あとは他と同じ要領で切っていきます。
ある程度好みの長さに切った後に飛び出ている髪の毛を切る
よくありがちなのは、髪を切った後に切り残しがひょこっと顔を出していることです。
飛び出ている髪の毛に関しては、右と左の長さを確認して切っていきましょう。
【すく】
セルフカットでは、通常のはさみですいていくのは中々難しいので、すきばさみを利用します。
それでは髪をすく際のポイントをお伝えしていきます。
すきばさみでは髪の根元・真ん中・先っぽの3回切る
こうすることで髪に毛束感が出て、セットしやすくなります。
慣れてくると普通のハサミでもすくことが出来るようにもなります。そうすれば色々とカットの幅が広がるかと思います。
すく場所はよく考える
おでこ周辺・つむじ周辺を根元からすきすぎると『ハゲ』のようになってしまうので、重いからと切りすぎるのは注意です。同じ所を何度もしないように、左から右に徐々にやっていったりと規則性を付けるとまんべんなくすいていけれます。
【整える】
髪の長さ・量が決まったら、最後の仕上げをしていきます。
この一手間で全然仕上がりが変わります。
全体のバランスの確認を
我々素人が1度で完璧に出来るわけはないので、合わせ鏡と手ぐしにて何度も全体を確認していきましょう。何か完成形の理想写真などがあれば見比べていきましょう。
右と左のバランスや長い髪が残っていないかなど、細かく見ていきましょう。
最後にシャワーを浴びて、乾かしてから最終確認を
シャワーを浴びて乾かす事で、意外と右の方が長いとか重いとか切り残しが見えてきます。
最後に最終調整を行います。
多少微妙になったとしてもワックスやジェルでごまかせますし、酷い場合は美容室に直行しましょう。
完成後のシャワー&ドライヤー&ヘアセットのおすすめ商品
セルフカットも完成した所で、ここではおすすめのヘアケア・セット用品をご紹介します。
シャンプー&トリートメントのおすすめは・・・。
シャンプー&トリートメントは三代目J Soul Brothersとコラボした<J.S.B.×patron BEYONDシャンプー&トリートメント セット>がおすすめです!!
カラーやブリーチなどのハイダメージをケアする処方を中心としており、美髪を育てるために、健やかな土壌(頭皮環境)にすることに着目したヘアケアブランド。
J.S.Bと同じ香りになれる芸能人御用達のシャンプー&リンス、ぜひ手に取って下さい。
ドライヤーのおすすめは・・・。
ドライヤーは髪に優しい【ヒートケア60低温ドライヤー】が断然おすすめ!!
通常のドライヤーだと高熱ダメージから髪を傷める心配がありますが、このドライヤーは60度の低熱で、髪をケアしながら乾かす事が出来ます。
しかも熱を分散させながら風を送るので、速乾力も抜群!
ぜひ手に取ってお試しあれ!
ワックスのおすすめは・・・。
私はいつもアリミノの2個セットを買って使っています。
安いし、青リンゴの匂いが良くて、使いやすいです。
実際のBefore・After
これは数年前の写真ではありますが、実際に私が自分で髪を切って写真を撮りました。
所要時間は40分ほどですし、ブログ用に載せようと思って切った訳ではないので、そんなに気合いは入っていません。それでもまあ、普通に切れているので何度か実践すれば、誰でもこれぐらいは出来るようになります。
さあ、実際にセルフカットにチャレンジしてみよう!
セルフカットをおすすめしていますが、私は完全に独学ですし、切れば切るほど美容師さんの事を尊敬するようになりました。美容室は私たちのライフラインですし、無くてはならないものです。
ですが、お金の節約を目指す方や私のようなコミュ障からしたら、セルフカットは”髪の救い”です。
…セルフカットを普段はしないにしても『出来るにこしたことはない』というのも事実です。
お子さんの散髪をしたり、前髪だけ切ってみたり、ちょっと重くなったのですいてみたり。
プロがしているような難しい技術をわざわざしなければ、セルフカットは思っているほど難しい事ではないので、是非チャレンジしてみて下さい!!
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