モルモットを飼い始めて6ヶ月が経過しました。
ここではモルモットを飼わない方がいい11個の理由をお伝えしていきます。
今からモルモットを飼い始めようとしている方は必ずここに記載することを頭に入れてから迎え入れて上げて下さい。
モルモットがペットとして人気な理由
昨今モルモットは小動物のペットとして非常に人気が出てきています。
その理由をざっと挙げていきます。
- とにかくかわいい
- ハムスターに似ているが倍以上も大きくなる(成体は30㎝ほどにもなる)
- モルちゃん自体のお値段がリーズナブル
- 飼育費用は安い
⇒モルモットを一番安く飼うときの費用はいくら?~モルモット飼育日記⑤~ - 必要以上に吠えたり泣き叫んだりはあまりしない
- 気性がおとなしい動物なので、飼いやすい
- 特別な条件が無く初心者でも飼いやすい
- 小動物にしては寿命が長い(平均7年)
- 牧草と野菜を食べるのでエサに困らない
等々、挙げだしたらキリが無いほどモルモットが愛らしく飼いたいなと思う理由が出てきます。
もちろん飼い始める前にはどんな動物か知るために色々と調べると思います。
そこで上記の理由を見て、
飼いやすそうでかわいいから自分も飼ってみよう!
と飼い始める方がほとんどかと思います。
しかし、そこには落とし穴があるのです。。。
次に詳しくお伝えしていきます。
モルモット飼い始める前に知らなくてはいけない事
ネットに書いてあるプラスの点ばかり見ているとこんなことに・・・。
そうなんです。
やはり生き物なので、飼うのに大変なことや辛いことはどうしてもあります。
飼い始める前のウキウキから、自分なら大丈夫だろうとかおとなしく言うことを聞いてくれるだろうと安易に考えてしまっているとこういったことに陥ってしまう可能性があります。
要は、デメリットを知った上で、それでもその動物を愛せるか・世話をしてあげれるか⇒ギブ&テイクではなくギブ&ギブでも納得できるかを考えて飼い始めなければ大変な事になります。
飼い主だけでなく、モルモットの為にも悪い点をしっかりと知っておくのは非常に重要です。
なので、今回はそれらの悪い点に焦点を当てて、隠し事無く赤裸々にお伝えしいていきます。
↓この悩みは切実で辛いですね…。
私もこの気持ちは痛いほどわかります。。。
モルモットを飼ってはいけない11個の理由
それではここからは、モルモットの飼う上で辛い・大変な理由をお伝えしていきます。
先に言っておきますが、それでも私はモルモットを飼って良かったと思っています。
色々な面からモルモットの事を知って、モルモットを大切に育てていきましょう!
①なつかない
こんなもの着せたから怒ってますね。
飼い始めて一番飼い主さんが言うことはコレです。
『モルモットがなついてくれない』
すぐに逃げるし、なでるのを嫌がるし、動かないし・・・。
飼い始めたときは特に顕著に嫌がります。
もしかすると自分に一生なついてくれないかも知れないということは理解した上で愛情を与えましょう。そうすれば、いつかきっと・・・。
②小屋から出ない
いざ飼い始めてウキウキでケージを見ると、、、
ん?何もいない…。
という風になかなか姿を見せてくれません。
犬や猫と違って、モルモットは非常に臆病なので、すぐに隠れてしまいます。
なので下手をすると1日の9割くらいの時間は小屋に籠もるような子もいます。
エサを小屋の外にチラつかせると…。
こうなってくれるだけでも相当なついてくれた証ですね。
信頼してくれていなければ、エサに見向きもしてくれません。
③意外と大きくなる
モルモットは意外と大きくなるので、ハムスターと違ってケージもある程度の大きさが必要になってきます。子供の時の大きさにだまされて小さいものを買ってしまうとモルモットの成長に良くありません。横が70㎝くらいのケージは必要ということを頭に入れておきましょう。
飼い始めたときはこんなに小さかったのに・・・。
生後1ヶ月ではモルモットはこんなに小さいサイズです。
④エサをよく食べる
モルモットはエサをよく食べます。
これは順調に育ってくれている証ではありますが、1袋のチモシー(1㎏)だと1~2ヶ月ですぐ無くなってしまいます。
費用としては知れていますが、それでも定期的に購入が必要だったり、餌やりを忘れずにしないといけないので、手間がかかってしまいます。
⑤夜泣きをする
モルモットはあまり大きな声で鳴いたりする動物ではありませんが、ふいに夜中にプイプイプイ~と大声で鳴いたりします。
ちょっと野菜をあげてみたり、ひざに乗せてなでてあげるとおとなしくなりますが、かまって欲しかったりおやつが欲しいという気持ちを前面に出してきます。
コレばかりは慣れたり、寝る前に餌やりや掃除をしてケージ内を万全な状態に保っておくくらいしか対処方法は無く、悩んでいる飼い主さんも多いと思います。
⑥爪切りが必要
モルモットの爪もどんどん伸びてくるので、定期的に爪切りが必要になってきます。
もちろん小動物用の爪切りも必要ですし、実際に爪切りをしてあげなければいけません。
爪の根元には血管が通っているので、失敗すると血が出てくるし、動かないように固定してしないといけないので、慣れるまでの難易度はかなり高いです。
1ヶ月に一度は必要になってくるので、そういったケアが必要です。
実際に爪切りを行う方法はこちら
⇒モルモットってどんな動物?顔・手足・身体を写真で大公開~モルモット飼育日記④~
⑦トイレを覚えない&掃除が一日一回必要
モルモットはトイレを覚えません。
部屋の隅でトイレをする習性はあるものの、どうしても散らかってしまいます。
うちの子はこれでもかなり優秀な方なので、おしっこはちゃんとトイレでするし、糞も9割はトイレでしてくれます。
しかし掃除して1日立たずにこの状態です。
放っておくと虫が湧いたり、衛生的に良くないので、一日一回の掃除は必須です。
仕事で疲れていたり、旅行に行くときにはやっぱりどうしようか悩みますね。
⑧糞尿の量がおおい
かわいい顔からは想像がつかないぐらいトイレをします。
ほとんど無臭ではありますが、尿石が付着したりするので、トイレ掃除は大変です。
ちょっと小屋の外に出したり、だっこしていてされたら気分もどんよりです。
糞の量は一日に200個以上とも言われており、食糞もします。
ペットのトイレは飼育と切っても切れない存在ではありますが、見栄えも良くないし掃除は大変ですね。
モルモットなどのペットが至る所でトイレをして困っている方はにおいでマーキングさせ、洗って使えるトイレシーツ がおすすめです。これならば、洗って何度も使えるため、経済的ですし自分のにおいを記憶させてのトイレトレーニングにぴったりです。
モルモットもトイレの臭いを覚えることで、『ここでトイレをする』と覚えさせ、習慣的に狙った場所で排泄をしてくれるようになります。
また、ペットシーツがいつもびしょびしょになってしまうお悩みがある方には両面吸収×圧倒的な吸水力 今までにない新しいペットシーツ がおすすめです。両面吸収と圧倒的な吸水力でペットのトイレ掃除の手間を激減します。なんとレギュラーサイズで900㎖の吸水力なので、ペットの足が汚れたり毛に付いたりする事が無くなります。
⑨何でもかんでしまう
モルモットはげっ歯類のため、一生歯が伸び続けます。
その習性上ものを何でもかんでしまうので、時にはペットシーツにかみ癖がついてしまうときがあります。
ペットシーツを食べてしまうと吐き出すことはしないので、病気に繋がったりもしますが、なかなか直ってくれません。
また、ペットシーツだけで無く、トイレだったりケージだったり至る所をかみかみします。
コレもかなり注意が必要です。
⑩毛がすぐ抜ける
10分くらいひざの上に乗せていただけでこれです。
年二回の換毛期で毛が生え替わりますが、換毛期にはこれの更に倍の量の抜け毛があります。
私の場合は常にコロコロを手の届くところに置いておいて、戯れたあとは必ず、コロコロをするようにしています。
こういう風に自分でグルーミングをするほどきれい好きですが、毛はいたるところに落ちていきます。
というか、この写真まん丸すぎてどこがどうなっているのかわかりませんね(笑)
アレルギーの方は飼うこと自体厳しいと思うし、コロコロは必須です。
また、ダニなども気をつけないといけないので、ブラッシングも重要です。
関連:布団のダニにはこれがおすすめ!
⇒簡単で確実なふとんのダニ撃退方法!ふとん専用掃除機が色々試して一番の効果を実感
⑪つねに部屋の温度・湿度・音に気をつかう
モルモットは温度が20℃~26℃位、湿度が40%~60%位が一番適した環境と言われているので、真冬や真夏は24時間常にエアコンを掛けることが必須になってきます。
そうしないとあからさまに体調が悪くなるので、電気代は高騰します。
あとモルモットは音にも敏感に反応するので、生活音にも気をつかいます。
それ以外にも部屋んぽさせたときに怪我をしないように部屋を整理整頓したり、ほこりやダニがわかないように掃除も必須です。
☆簡単な床掃除はこちら
⇒簡単に自分で出来る自宅フローリングのワックス掛け~お部屋の大掃除をやってみた~
それでもモルモット飼って良かったと思うのはなぜ?
モルモットを飼ってはいけない11個の理由をお伝えしました。
それでも私は飼って良かったと思うし、後悔もありません。
それはなぜか。
だって、かわいいんですもん。
はい、これが全てです。
徐々になついてくれるのがわかるし、クールぶっているところや大人ぶっているのに、ふいにテンションが上がってポップコーンジャンプといううれしいときの跳ね方をしてくれたり、喜んだ鳴き方をしてくれたり・・・。
もちろんその姿やフォルムも大好きです。
飼う上でもちろん大変な事はありますが、それ以上に癒やされることの方が多いので、私は全く苦になりません。
【まとめ】飼う前にしっかりと考えて迎え入れてあげよう
今回は、モルモットを飼う上でのデメリットを中心にお伝えしましたが、本当に魅力たっぷりのモルモットです。
大変な事はもちろんありますが、しっかりとその辺を考えて、迎え入れてあげましょう。
本当にかわいいので、ぜひこの癒やしをみなさんも体験して頂きたいと思います!!
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